山二のこだわり Commitment

長い歴史の中で独特の文化を作り上げてきた京都。この文化を支えるために大きな役割を果たしたの が京都の伝統産業。さまざまな京都の伝統的なものづくりは、分業によって成り成っていますが扇子 も同様です。20以上の工程とそれぞれに携わる職人の技によって、はじめて一本の扇子が誕生しま す。伝統産業を守り続けた多くの職人たちによって、今日に受け継がれています。職人が一つ一つ手   作業で作り上げる、扇子が出来るまでの工程を一部ご紹介致します。

01

扇骨検品

扇骨(竹で作られた骨組み)をひとつひとつ職人の手作業で吟味調整。
良質の竹を選別し長さ、形、色などを揃えていきます。

扇骨検品
02

扇面加工

扇面(地紙)を扇子幅に折り畳んでいき、扇骨を入れやすくする空洞を作ります。

扇面加工
03

仕立(中差し)

とても重要な工程の一つである中差しの作業。職人が丁寧に中骨を差し込む繊細な手仕事です。

仕立(中差し)
04

仕上がり検品

扇面と扇骨が組み合わさり、いよいよ仕上げの確認作業を行っていきます。
風合いや手にしっくりと馴染む持ち味を確認しながら、最後に親骨を付けて完成致します。

仕上がり検品